巷に溢れる様々なトレーニング理論。それぞれに新しい知見やグッズ、時には有名選手のお薦めもあり、どれも魅力的ですよね。だけど本当に大事なことはトレーニングを行うあなた自身。誰かが「正しい」と言われる方法や理論を「正しく」実践しようと思うあまり、自分のココロやカラダがどう感じているかを忘れていませんか?
この連載ではトレーナーでありロルファー™️である大久保圭祐さんが、ボディワーク・ロルフィングⓇの視点を取り入れた「カラダを意識したトレーニング法“ボディコンシャストレーニング”をご紹介します。意識を変えてカラダの声を聞くことで、いつものトレーニングが「あなた専用のトレーニング」に変わります。
ココロとカラダを繋げる
ボディコンシャストレーニング
第12回-02 「プッシュアップを見直そう!」(中編)
文●大久保圭祐

○ステップ3、肩甲骨を意識して、腕を支えにする
プッシュアップやプランクの様に「腕」で体を支える時に、(腕で体を支えよう!)と漠然と手や腕に力を入れてしまうと、やはり腕や手に力がこもり、肩や首に緊張が生まれてしまいます。
そこで解剖学の通り、肩甲骨も含めて腕を意識して、肩甲骨を安定させて腕で支えると、上体も安定し、効率よく地面を押すことができます。
だからといって、漠然と肩甲骨を意識するとムダに肩や首回りが緊張するので、第9-01回で確認した肩甲骨の意識を使って、肩甲骨をしっかりと安定、固定させます。
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