連載 ココロとカラダを繋げる ボディコンシャストレーニング13-01「ウォーキングを見直す」

| 大久保圭祐

巷に溢れる様々なトレーニング理論。それぞれに新しい知見やグッズ、時には有名選手のお薦めもあり、どれも魅力的ですよね。だけど本当に大事なことはトレーニングを行うあなた自身。誰かが「正しい」と言われる方法や理論を「正しく」実践しようと思うあまり、自分のココロやカラダがどう感じているかを忘れていませんか?

この連載ではトレーナーでありロルファー™️である大久保圭祐さんが、ボディワーク・ロルフィングⓇの視点を取り入れた「カラダを意識したトレーニング法“ボディコンシャストレーニング”をご紹介します。意識を変えてカラダの声を聞くことで、いつものトレーニングが「あなた専用のトレーニング」に変わります

 

ココロとカラダを繋げる

ボディコンシャストレーニング

第13回-01 「ウォーキング(歩き)を見直す」

大久保圭祐

Image: iStock

○ウォーキング(歩く)を見直す

今回からは「ウォーキング」をテーマに、実際にクライアントさんと一緒に取り組んだセッションの流れで紹介します

初めてトレーニングにいらっしゃったのは約5年前、左膝を怪我したことで体を緊張させていました

お話を伺い、体を診てみると、怪我はもう治っているのですが、自然と左膝をかばう癖がつき、右脚に頼っていました。それが原因で脚だけではなく上半身にも傾きや捻れが生じていて、

  • 「良い姿勢を維持するのが大変で疲れやすい」
  • 「O脚が気になる。特に歩く時に体が前屈みになって背中が丸くなる」

と仰います。

初めは(筋肉量が少ないのかな?)と思ったのですが、測定しても特に問題はなく、実際にトレーニングをしてみると筋肉が弱いどころか、ご年齢に比べて体はよく動いています。

まず縮んでしまっていた筋肉をゆるめて伸ばし、逆に伸びていた筋肉を緊張させたところ、一時的には整うのですが、時間が経つと元どおりになってしまいます。

ご自分でも自覚はあり、“正しい姿勢”にしようとすればするほど、余計に右脚に頼ってしまい、余計に体が緊張させて窮屈になってしまうとのことでした。

そこでトレーニングやケアをしつつ、普段緊張のなかに埋もれてしまっている無意識の動作に「気づいてもらう」ことをテーマにセッションを進めることにしました

この続きはこちらから有料(150円)でご覧頂けます。

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–Profile–

大久保さん

大久保圭祐(Keisuke Okubo)
パーソナルトレーナー、ロルファー™️。大学在学中にキックボクシング部の主将として活躍、プロライセンスも取得する。卒業後はいったん食品系専門商社に勤務するが身体への関心を捨てきれず、パーソナルトレーナーの道を選ぶ。過去の運動や減量経験などを活かしたボディメイクの指導者をするなかで、ボディワークの“Rolfing®”に興味を持ち、渡米してRolf Institute®を卒業する。現在は、各種メディアや店舗にてエクササイズの監修、セミナー講師、コラムの執筆など幅広く活躍中。
著者『筋膜ボディセラピー(三栄書房)』

Web site 大久保圭祐公式サイト