“腸漏れ”が病気をつくる
リーキーガット症候群解消法
第二回 知らずに腸壁を傷めている!?
文●体質研究所主宰 松原秀樹
構成●近藤友暁
前回は、「ゆるんだ腸壁=リーキーガット」について、その概要について紹介しました。
リーキー(leaky)は「漏れやすい」、ガット(gut)は消化管のことです。腸壁がゆるむと、本来は吸収されるべきではない栄養素が吸収され、腸に軽度の慢性炎症を起こしてしまいます。
実はこの慢性炎症が、肥満や糖尿病をはじめ、アレルギーやアトピー、胃腸の慢性不調、腰痛、偏頭痛、PMS、生理痛、ガン、うつ病にいたるまで、多くの生活習慣病や老化の原因になっていることがわかっています。
今回は、リーキーガットの原因成分の代表格である、小麦に含まれるタンパク質成分「グルテン」について解説していきますが、その前になぜ私がリーキーガットに注目するようになったのかをお話ししたいと思います。
連載を含む記事の更新情報は、メルマガとFacebook、Twitter(しもあつ@コ2編集部)でお知らせしています。
更新情報やイベント情報などのお知らせもありますので、
ぜひご登録または「いいね!」、フォローをお願いします。
–Profile–