「ヒモ一本でカラダが変わる」と話題のヒモトレ。中でも関心が高まっているのが、介護分野でのヒモトレの可能性だ。
そこでこの連載では、主に在宅医療の現場でヒモトレを活用している浜島治療院院長の浜島貫先生に、実際の使い方や臨床的な意義を紹介してもらおう。
ヒモトレ介護術
第五回 「“良い人生だった”と思ってもらうためになにができるのか」
お話●浜島 貫
文・取材・構成●北村昌陽
監修●小関 勲
こんにちは。浜島貫です。
今回は、今年の夏に85歳で亡くなった女性、Eさんのお話をしましょう。
Eさんはもともと、ある大きな介護施設に入っていました。ひざなどに痛みがあり足はパンパンにむくみ、リウマチと診断され、まるまる4年間、寝たきり状態だったそうです。
今年の1月に、別の小規模な介護施設へ移ったことがきっかけで、私が関わることになりました。そのときも、両足が太ももまでパンパンにむくんで、まったく動かせない状態になっていました。
連載を含む記事の更新情報は、メルマガとFacebook、Twitter(しもあつ@コ2編集部)でお知らせしています。
更新情報やイベント情報などのお知らせもありますので、
ぜひご登録または「いいね!」、フォローをお願いします。
–Profile–
●浜島貫(Totu Hamashima)
1976年生まれ。浜島治療院院長。浜島整骨院院長。鍼灸マッサージ師。柔道整復師。 公益社団法人埼玉県鍼灸マッサージ師会理事。井穴刺絡頭部刺絡学会理事。現在、在宅医療にも力を入れており、個人宅などを訪ねて鍼灸治療やマッサージ、リハビリなどを行っている。そうした取り組みの中で、ヒモトレを活用。腰痛予防対策や介護施設の職員、デイケアなどに通う高齢者に向けたヒモトレ講習会も実施。
ご連絡先:hamashima.in@gmail.com