リーキーガット症候群解消法 第六回 果物を摂りすぎる習慣を変えよう

| 松原秀樹

“腸漏れ”が病気をつくる

リーキーガット症候群解消法

第六回 果物を摂りすぎる習慣を変えよう

体質研究所主宰 松原秀樹
構成近藤友暁

 

前回は、ゆるんだ腸壁=リーキーガットが、肥満や糖尿病を引きおこすことを説明し、またリーキーガットになる原因物質の一つとして「果糖」の弊害について解説しました。

今回は、果糖の摂りすぎで起きるトラブルの続きと、果物に頼らない食生活のご提案をします。

リッキーガット イメージ

 

 

果物の摂りすぎで「脂肪肝」になる?

前回でも簡単に触れましたが、果糖の特徴として、ブドウ糖と違ってすぐにエネルギーとして使われることはなく、肝臓でほぼ100%中性脂肪になって蓄えられるという性質を挙げました。肝臓に蓄えられた中性脂肪も、血液中のブドウ糖を使い果たすような運動や肉体労働をすれば、カロリーとして使われます。

しかし、日常的に運動量が少ない人が果糖を毎日たくさん摂取し続ければ、肝臓にどんどん中性脂肪が蓄積していきます。そうして「脂肪肝」になっていくのです

この続きはこちらから有料(150円)でご覧頂けます。

連載を含む記事の更新情報は、メルマガFacebookTwitter(しもあつ@コ2編集部)でお知らせしています。
更新情報やイベント情報などのお知らせもありますので、
ぜひご登録または「いいね!」、フォローをお願いします。

–Profile–

松原秀樹先生

松原秀樹(Hideki Matsubara
アレルギー体質を改善するために、高校時代から様々な療法を試みる。48歳のとき自然免疫学応用食材で、40年間治らなかったアレルギー症状がわずか2ヶ月でほぼ消失した。さらに腸管免疫について調べていき、『リーキーガットが万病の根源』と知るに至る。

 合気術を活用した独自の施術を行なう傍ら、体質改善の食事指導、サプリメントやボディケア用品の開発も行なっている。

 体質研究所主宰。桜ヶ丘整体院院長。整体師。体質改善コンサルタント。米国ISNF認定サプリメントアドバイザー。合気道四段。

 著書に「お腹のぜい肉をなくす食事」(文芸社)「7つの秘訣で膝痛解消!」「肩甲骨をゆるめる!」(BABジャパン)「アレルギーは、皮膚と腸のバリアを強化すれば治る」(あかつき身体文学舎)など。「腰痛解消!神の手を持つ17人」(現代書林)に掲載。

Web site:体質改善コンサルタントの体質研究所

(当院のご案内の他、体質改善や健康情報についてクイズ形式で学べる「体質改善検定Ⓡ」も掲載しております。)