“腸漏れ”が病気をつくる
リーキーガット症候群解消法
第六回 果物を摂りすぎる習慣を変えよう
文●体質研究所主宰 松原秀樹
構成●近藤友暁
前回は、ゆるんだ腸壁=リーキーガットが、肥満や糖尿病を引きおこすことを説明し、またリーキーガットになる原因物質の一つとして「果糖」の弊害について解説しました。
今回は、果糖の摂りすぎで起きるトラブルの続きと、果物に頼らない食生活のご提案をします。
果物の摂りすぎで「脂肪肝」になる?
前回でも簡単に触れましたが、果糖の特徴として、ブドウ糖と違ってすぐにエネルギーとして使われることはなく、肝臓でほぼ100%中性脂肪になって蓄えられるという性質を挙げました。肝臓に蓄えられた中性脂肪も、血液中のブドウ糖を使い果たすような運動や肉体労働をすれば、カロリーとして使われます。
しかし、日常的に運動量が少ない人が果糖を毎日たくさん摂取し続ければ、肝臓にどんどん中性脂肪が蓄積していきます。そうして「脂肪肝」になっていくのです。
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