連載 タッチの力10 岩吉新・前編「神経系からみる“タッチング”」

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【スライド6:神経の感じ方〜腕の神経ver.】

スライド6:神経の感じ方〜腕の神経ver.

神経の感じ方を体感してもらいましょうか。

腕の神経には、腕の真ん中通っている「正中神経」、小指側を通る「尺骨神経」、親指側を通る「橈骨(とうこつ)神経」があります。

最初の方で「イメージすることで、からだが変わる」とお話しましたが。

よく武道で「小指をしめろ」「わきをしめろ」なんて言い方をしますけれども、「尺骨神経にテンションをかけて、からだに変化を与える、効かす」というイメージです。ちょっと体感してもらいましょうかね。

●正中神経の感じ方
右手を横に広げて、手のひらを上にしてください。さらに手のひらを背屈(手のひらを手首側に反ってみる)させる。すると「びーん」って、しびれというか、なんかきませんか(笑)?

これが正中神経にテンションがかかった状態です。こういう感じで体感もできる。

なので、ストレッチ、ヨガ、ピラティスなどで、動かしにくい箇所があるのは、筋肉が緊張しているだけでなく、神経の緊張も相まって、流れが悪くなっている可能性があるんです。

筋骨格系だけでなく、神経系の経路や働きも意識してみると、からだへの理解がより面白く、深みもでるのではと思っています。


まずはここまで。後編では、神経繊維など、さらに細かくフォーカスして解説してきましょう。

 

“神経系を知る”参考本

岩吉さんが執筆、翻訳された2冊がこのほど、上梓されました。amazonから入手できますので、さらに“神経系”について知りたくなった方はぜひご参照ください!

『デルモニューロモジュレーティング日本語版』ダイアン・ジェイコブス(著),‎ 岩吉 新+古川純平(翻訳)
デルモニューロモジュレーション表紙
●入手方法:Amazonにて販売中
●価格:¥6,800
●ページ数:346P
●大きさ:18.2 x 2.1 x 25.7 cm
●出版社:NextPublishing Authors Press

『操体法を神経科学から読み解く』岩吉 新(著)
操体法を神経科学から読み解く表紙
●入手方法:Amazonにて販売中
●価格:¥1,706
●ページ数:102P
●大きさ:14.8 x 0.6 x 21 cm
●出版社:NextPublishing Authors Press

 

ヨガ・ピラティスを神経から読み解く

岩吉新さん「ヨガ・ピラティスを神経から読み解く」

●入手方法:Amazonにて3月9日より販売開始
●価格:¥1,580
●ページ数:120P
●大きさ:14.8 x 0.7 x 21 cm
●出版社:NextPublishing Authors Press

 (第10回 了)

 

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–Profile–

岩吉新
岩吉 新(Shin Iwayoshi
フィットネス業界のマネージャー職や、趣味で行なっていた合気道などの武道を通して、人の身体を健康にする仕事を行いたいと思い、様々な手技療法を受ける。気持ちよさで身体のバランスが整うという操体法に出会い、創始者の内弟子の先生から、身体や皮膚の感覚と技術を基礎から応用まで学ぶ。東京田園調布に「neuro relax」を開業。その後、カナダの女性理学療法士が開発したデルモニューロモジューレティングを知り、開発者とコンタクトを取り最新の神経科学を学ぶ。その後、2017年に「デルモニューロモジュレーティング日本語版」の制作&翻訳を担当し出版。また2018年には「操体法を神経科学から読み解く」を執筆し出版する。

著者『デルモニューロモジュレーティング日本語版

操体法を神経科学から読み解く

Web site 岩吉新公式サイト「ニューロリラックス」