人生、無刀捕
第七回「悟りの時期」
お答え●初見良昭
取材・構成●藤田竜太

虚実転換、変幻自在、行雲流水、奇想天外、千変万化、円転滑脱……。
発想法、考え方こそが、最大の武器と言われる武神館の初見良昭先生。そんな初見先生に、人生の切所を切る抜けるための、さまざまな知恵を授けていただくというのが、本連載の狙い。
ときに脱線、煙に巻かれたり、はぐらかされてしまうこともあるかもしれないが、それこそまさに、初見先生の口伝、心伝。
姿勢を正して、初見先生の幽玄の世界に足を踏み入れてみようではないか。
※赤字の部分は初見先生独特の言葉“初見語”です。
「悟りの時期」
『武道家でも、立派なことを言っている人は未熟な人が多い』
『「悟る」というのは、立派なことを悟るわけではなく、当たり前のことに気付くこと』
『立派なことを悟ろうとするから、かえって迷いが深まる……』
と、このように、「悟り」についても、見事に快刀乱麻を断つ、初見先生。
こうした初見先生なりの「悟り」の境地に、いつどのようにしてたどり着いたのか。
そのことについて、初見先生に訊ねてみた。
初見先生のお答え
悟りについて、いつからこうした考え方をするようになったかですって?
それは「今」ですよ。
こんなことを口任せで言うようになったのは、まさに「今」です。
連載を含む記事の更新情報は、メルマガとFacebook、Twitter(しもあつ@コ2編集部)でお知らせしています。
更新情報やイベント情報などのお知らせもありますので、
ぜひご登録または「いいね!」、フォローをお願いします。
–Profile–