連載 初見良昭「人生、無刀捕」 第七回「悟りの時期」

| 初見良昭

人生、無刀捕

第七回「悟りの時期」

お答え初見良昭
取材・構成藤田竜太

 

「人生無刀捕」題字・初見良昭先生
題字・初見良昭先生

 

虚実転換、変幻自在、行雲流水、奇想天外、千変万化、円転滑脱……。
 発想法、考え方こそが、最大の武器と言われる武神館の初見良昭先生。そんな初見先生に、人生の切所を切る抜けるための、さまざまな知恵を授けていただくというのが、本連載の狙い。
 ときに脱線、煙に巻かれたり、はぐらかされてしまうこともあるかもしれないが、それこそまさに、初見先生の口伝、心伝。
 姿勢を正して、初見先生の幽玄の世界に足を踏み入れてみようではないか。

赤字の部分は初見先生独特の言葉“初見語”です。

 

「悟りの時期」

『武道家でも、立派なことを言っている人は未熟な人が多い』

『「悟る」というのは、立派なことを悟るわけではなく、当たり前のことに気付くこと』

『立派なことを悟ろうとするから、かえって迷いが深まる……』

と、このように、「悟り」についても、見事に快刀乱麻を断つ、初見先生。

こうした初見先生なりの「悟り」の境地に、いつどのようにしてたどり着いたのか

そのことについて、初見先生に訊ねてみた。

 

初見先生のお答え

悟りについて、いつからこうした考え方をするようになったかですって?

それは「今」ですよ

こんなことを口任せで言うようになったのは、まさに「今」です。

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–Profile–

初見先生

初見良昭(Masaaki Hatsumi
1931年、千葉県野田市生まれ。武神館(ぶじんかん)を主宰(武神館九流派宗家)、柔道五段、空手八段、抜刀道十段。ペンタゴンやFBI、イギリス特殊部隊、オランダ王室海軍などでも指導。テネシー州親善大使、ロンドン警視庁名誉顧問、テキサス州名誉市民、アトランタ、ロサンゼルス市名誉市民など。騎士(ドイツ国立歴史文化連盟より)。世界各国の指導者(レーガン大統領、メジャー首相、ミッテラン大統領、ローマ法王、マンデラ大統領ほか)や軍隊、警察、情報局や各種団体から感謝状、賞状、友好証などを受けている。国際警察会員、インターポール。英国王立医学協会名誉会員、トリニティ大学名誉教授、モアパーク大学犯罪学名誉教授、科学博士、哲学博士、芸術学博士。「日本よりも海外で有名な日本人」として、しばしばテレビ、雑誌、新聞などで紹介される。

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