連載 タッチの力11 岩吉新・後編「神経系の役割を知る」

| 岩吉新

 

続いて、感覚受容器の話です。先ほどのスライドの右側に図がありましたが…↓

スライド6&7:皮膚感覚・感覚受容器、神経繊維の太さ

  • パチニ:真皮の深部に分布。触れられ初めと離されたときにだけ反応する
  • マイスナー:触れ始めと終わりだけ反応。服の着始めは感じるけれど、しばらくすると着ていることを感じなくなる反応
  • メルケル:表皮の深部にあり、やさしく持続的な圧に反応する。触れられている間ずっと、信号を送り続けるので、ずっとやさしく触っているタッチング(クラニオセイクラルなど)は、このメルケルが関わっている可能性が高い
  • ルフィニ:真皮の深部にあり、皮膚を引っぱられると反応。触れられている間ずっと、信号を送り続ける(操体法の皮膚の伸展)
  • CT線維:皮膚をゆっくりなでると心地よさを感じる反応(秒速5センチがもっとも心地よさを感じるという研究がある)。有毛部にあって、毛の動きに関係するとされる
  • 自由神経終末:C線維などの末端に何も(感覚受容器が)ついていないので、こうよばれる。慢性的に肩が痛い、腰が痛いといったものに反応。触れたりという刺激にも、熱とか薬品の刺激にも反応する

これをふまえて、ひとつワークをしてみましょう!

 

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–Profile–

岩吉新
岩吉 新(Shin Iwayoshi
フィットネス業界のマネージャー職や、趣味で行なっていた合気道などの武道を通して、人の身体を健康にする仕事を行いたいと思い、様々な手技療法を受ける。気持ちよさで身体のバランスが整うという操体法に出会い、創始者の内弟子の先生から、身体や皮膚の感覚と技術を基礎から応用まで学ぶ。東京田園調布に「neuro relax」を開業。その後、カナダの女性理学療法士が開発したデルモニューロモジューレティングを知り、開発者とコンタクトを取り最新の神経科学を学ぶ。その後、2017年に「デルモニューロモジュレーティング日本語版」の制作&翻訳を担当し出版。また2018年には「操体法を神経科学から読み解く」を執筆し出版する。

著者『デルモニューロモジュレーティング日本語版

操体法を神経科学から読み解く

Web site 岩吉新公式サイト「ニューロリラックス」