お知らせ 「実践、超護身術」連載が本になります 

| 葛西真彦

「実践、超護身術」書籍化決定!

2017年4月から始まった本連載が、来たる5月に本になることが決定しました

現在編集作業の真っ只中ですが、書籍化にあたっては新たに推手の技術を利用した簡単な護身術を写真とQR動画で紹介するとともに本文にも手を加え、相手と直接闘争に至る前に必要な「間接護身」に必要な知識がまとめられています

以下は、著者の葛西真彦先生から皆様にあてたご挨拶です。

 これまで1年以上に渡り書き下ろしてきました。多くの方の力を借り、ここまでの形になったと思います。

 本来ならコラムで終わる話が、読んでいただいた皆様のおかげでこの度、日貿出版社から出版することになりました。改めて多くの方に感謝しています。

 今回を機にこのコラムは終了し、次のステージに行くこととなります。これからはまた機会を改めて、直接護身と間接護身の専門的な部分についても触れていきたいと考えています。

 これからもまたお付き合いくださるとうれしく思います。

 また、本コラムを連載中も読み手のかたがたからご意見をいただくことで、たくさんの勉強ができました。これからも勉強しながら、より研鑽していきます。

 皆さん本当にどうもありがとうございました。

2019年 春 葛西真彦  

本のタイトルや正確な発売日、定価などについては決定次第コ2でお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。

なお連載は現在公開中の第37回をもって終了となります。長期間のご愛読ありがとうございました。


講座情報

呉栄輝先生セミナーのお知らせ

本連載の著者、葛西真彦先生の先生である呉栄輝先生(台湾・中華太極館代表)が、来たる5月12日、東京・BumB東京スポーツ文化館でセミナーを開催します。

講座の内容は老若男女初心者から指導者まで、誰でも楽しく身体機能を上げることができる、伝統的な養生推手のセミナーとなります。

「私も養生推手を修行したことで、大会で活躍できるようになり、精神的にも強くなれました。是非、この機会に多くの日本の皆様が体験してください」(葛西先生)

詳しくはこちらをご覧ください。

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–Profile–

葛西眞彦(Masahiko Kasai)(写真右)

かさい・まさひこ。1977年10月26日生まれ、青森県出身。間接護身アドバイザー。

日本在住時は意拳、フルコン空手、杖、剣道、逮捕術、合気道等を修行していた武術歴約30数年の元刑事。現職時代に大病を患い、発作で仕事もままならなくなったことから、漢方治療を受けるため早期リタイヤし台湾へ移住。

1年間の漢方治療を経て発作も収まり、体がある程度動くようになったため、台湾での本格的な中国武術修行を開始。

台湾では、中華民国八極拳教練資格を日本人として初取得、また同様に推手教練資格も日本人として初取得。

台湾で実施される競技推手世界大会を運営する団体に所属し、詠春拳と太極拳、八極拳を修業し、シニアの身の上でありながら、競技推手青年部での中量・重量級チャレンジを続け、優勝・入賞経験を積み重ね、その経験と技術を後進に伝えている。

日本の選手を団体流派の制限を一切問わず、最短の時間と努力で台湾大会に入賞・優勝するために必須の技術と哲学を公開指導。

競技推手大会開催地である台湾に居住し、常に参加選手、参加団体との交流があるからこそできる分析、解析を強みに、熱意のある方に情報を還元。

指導者としてのスキル研鑽にも力を入れ、関わった日本人全員が世界で優勝することを目標にして、指導と修業を並行した研鑽を続けている。

現在は競技推手のみならず、自由推手と養生推手および詠春のチーサオを融合させた、総合的な崩しと打撃へ対応できる技術を研鑽し、独自の境地を見出すための努力を続けている。

最終的には日本に帰国して、素手の崩しと武器の崩し、ランダム性の中で戦えるものを、刑事時代の経験等からも総合的な形でまとめた独自の技術として提唱すべく準備中。

執筆活動も精力的に行なっており、台湾では心理学と人相に関する本を1冊、護身術に関する本を1冊出版。

日本ではwebマガジン「コ2」にて、直接的な攻撃や抵抗の段階に入ることなく、事前に危機を察知、回避することを主体とした「間接護身」という独自の概念を紹介・解説するコラムを書籍化し、応用編を現在執筆中

主な入賞経歴
2016年10月、 台湾世界大会「第六屆世界盃太極與推手錦標賽」第七級(76〜83kg)にて三位入賞(台湾推手大会の入賞としては日本人初)。

2016年12月、 台湾全国大会「第十二屆志堅盃全國太極拳錦標賽」社男第五級(80〜90kg)にて優勝(台湾推手大会の優勝としては日本人初)。

2017年5月、台湾全国大会「第10屆道生盃武術錦標賽-定步推手比賽」第七級(82kg以下)にて優勝。

2017年10月、台湾最大の全国大会である「第7届總統盃全國太極拳錦標赛」青年男子第八級(83〜91kg)にて優勝。

2017年12月、台湾全国大会「第十三屆志堅盃全國太極拳錦標賽-定步推手比賽」第七級(91kg以下)にて2位。

2018年10月、台湾世界大会「第七屆世界盃太極與推手錦標賽」青年男子第七級(76〜83kg)にて2位。

2019年12月、台湾全国大会「第十五屆志堅盃全國太極拳錦標賽」小よく大を制すを体現するため、中量級の体重で最重量級に参加し、110キロ、115キロ、140キロの重量級選手を倒し優勝。

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