5月のオススメ講座情報
いよいよ今週末から始まる10連休。こちらでは連休から続く5月の講座情報をまとめてお伝えします。
4月28日
『中井祐樹の新バイタル柔術』重版出来記念セミナー開催!
お陰様で発売以来ご好評をいただいている『中井祐樹の新バイタル柔術』の重版を記念したセミナーが4月28日(日)に開催されます。
内容は「1時間半で新バイタル柔術がだいたいわかる」セミナー!
書籍を持っている人も持っていない人も、「レジェンド・中井祐樹」に直接触れて質問できるこの機会お見逃しなく!
申し込み方法など詳しくはこちらをご覧ください。
4月27日〜5月6日
2019年刀禅ゴールデンウィークセミナー
コ2でもお馴染みのボディワーク「刀禅」が、10連休をフルに使った連続講座(通常クラスを含む)を開催します。
内容は今年1月から続いてきた「4月29日 刀意拳:鼉形(だけい)セミナー(最終回)」から、新しい試みとなる「4月30日 座刀禅(ざとうぜん)講師:黒岩滋信師範」、「5月1日 舞扇道合同稽古会」「5月2日 細田さん還暦とご卒業記念セミナー 講師:細田啓輔さん(刀禅南千住同好会(準)主催)」、刀禅最新の練功法をテーマに「5月3〜6日 平円相行連続セミナー【1】【2】【3】」と盛りだくさんです。
「前から気になっていたんだけれど……」という方はこの機会に触れてみては?
※特に名前のないものは小用茂夫先生が講師を務めます。
※4月27・28日は通常の稽古ですが体験はできます。
時間や内容、申し込み方法など詳しくはこちらをご参照ください。
5月19日 第3回 全日本競技推手選手権大会開催・参加者募集中
コ2で「実践、超護身術」を連載、5月10日には『本当に大事なものを護りたい人が知っておくべきこと 間接護身入門』(現在予約受付中)を上梓する葛西眞彦先生が代表顧問を務める競技推手大会が来る5月19日に開催されます。
競技推手は単純な力勝負だけでは勝てず、太極拳を中心にした中国武術の巧みな崩しの技術がフルに活用できる奥深い競技。
今回は初心者向けのライトコンタクトルールも開催されるので、普段は別の武術・武道・格闘技を中心に活動されている方も、この機会に体験してみてはいかがでしょうか。
内容や申し込み方法はこちらをご参照ください。
※申し込み締め切りは4月30日ですのでご注意ください。
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–Profile–
●小用茂夫(Shigeo Koyou)
虚弱な幼少期、青年期の腰椎圧迫骨折などに悩まされる。活路を空手、古流剣術、中国武術、合気柔術など武術に求め、そこで多くの傑出した師に出会い素晴らしい境地を知る。一方で、そこへは辿り着けない自分の身体性と向き合うなかで、欠陥の多い身体でも、そうした師の境地に至る術は無いかと独自の模索を重ねる。幸い稽古仲間に恵まれ長い実験と検証の時代を経て現在の方法に辿り着き、ボディワーク刀禅として提唱するに至る。
●中井 祐樹 (Yuki Nakai)
なかい・ゆうき/本名同じ。ブラジリアン柔術家、元総合格闘家。 1970 年、北海道石狩市(旧・浜益村)生まれ。北海道大学法学 部中退。札幌北高校ではレスリング部だったが、北海道大学で 寝技中心の七帝柔道に出会い転向。七帝戦で北大を 12 年ぶりの 優勝に導き、4 年生の夏に大学中退。上京してプロシューティン グ(現在のプロ修斗)に入門、打撃技も身に付けて総合格闘家に。 1994 年、プロ修斗第 2 代ウェルター級王者に就き、1995 年のバー リトゥード・ジャパン・オープン 95 に最軽量の 71 キロで出場。 1 回戦のジェラルド・ゴルドー戦で右眼を失明しながら勝ち上が り、決勝でヒクソン・グレイシーと戦う。この時の右眼失明で 総合格闘技引退を余儀なくされたがブラジリアン柔術家として 復活。現在、日本ブラジリアン柔術連盟会長、パラエストラ東京代表。著書『バイタル柔術』(日本スポーツ出版社・絶版)、『希望の格闘技』(イースト・プレス刊)の他、『本当の強さとは何か』(中井祐樹・増田俊也 共著 新潮社刊)『VTJ 前夜の中井祐樹』(増田俊也著 イースト・プレス刊)などがある。
●葛西眞彦(Masahiko Kasai)(写真右)
かさい・まさひこ。1977年10月26日生まれ、青森県出身。間接護身アドバイザー。
日本在住時は意拳、フルコン空手、杖、剣道、逮捕術、合気道等を修行していた武術歴約30数年の元刑事。現職時代に大病を患い、発作で仕事もままならなくなったことから、漢方治療を受けるため早期リタイヤし台湾へ移住。
1年間の漢方治療を経て発作も収まり、体がある程度動くようになったため、台湾での本格的な中国武術修行を開始。
台湾では、中華民国八極拳教練資格を日本人として初取得、また同様に推手教練資格も日本人として初取得。
台湾で実施される競技推手世界大会を運営する団体に所属し、詠春拳と太極拳、八極拳を修業し、シニアの身の上でありながら、競技推手青年部での中量・重量級チャレンジを続け、優勝・入賞経験を積み重ね、その経験と技術を後進に伝えている。
日本の選手を団体流派の制限を一切問わず、最短の時間と努力で台湾大会に入賞・優勝するために必須の技術と哲学を公開指導。
競技推手大会開催地である台湾に居住し、常に参加選手、参加団体との交流があるからこそできる分析、解析を強みに、熱意のある方に情報を還元。
指導者としてのスキル研鑽にも力を入れ、関わった日本人全員が世界で優勝することを目標にして、指導と修業を並行した研鑽を続けている。
現在は競技推手のみならず、自由推手と養生推手および詠春のチーサオを融合させた、総合的な崩しと打撃へ対応できる技術を研鑽し、独自の境地を見出すための努力を続けている。
最終的には日本に帰国して、素手の崩しと武器の崩し、ランダム性の中で戦えるものを、刑事時代の経験等からも総合的な形でまとめた独自の技術として提唱すべく準備中。
執筆活動も精力的に行なっており、台湾では心理学と人相に関する本を1冊、護身術に関する本を1冊出版。
日本ではwebマガジン「コ2」にて、直接的な攻撃や抵抗の段階に入ることなく、事前に危機を察知、回避することを主体とした「間接護身」という独自の概念を紹介・解説するコラムを書籍化し、応用編を現在執筆中
主な入賞経歴
2016年10月、 台湾世界大会「第六屆世界盃太極與推手錦標賽」第七級(76〜83kg)にて三位入賞(台湾推手大会の入賞としては日本人初)。
2016年12月、 台湾全国大会「第十二屆志堅盃全國太極拳錦標賽」社男第五級(80〜90kg)にて優勝(台湾推手大会の優勝としては日本人初)。
2017年5月、台湾全国大会「第10屆道生盃武術錦標賽-定步推手比賽」第七級(82kg以下)にて優勝。
2017年10月、台湾最大の全国大会である「第7届總統盃全國太極拳錦標赛」青年男子第八級(83〜91kg)にて優勝。
2017年12月、台湾全国大会「第十三屆志堅盃全國太極拳錦標賽-定步推手比賽」第七級(91kg以下)にて2位。
2018年10月、台湾世界大会「第七屆世界盃太極與推手錦標賽」青年男子第七級(76〜83kg)にて2位。
2019年12月、台湾全国大会「第十五屆志堅盃全國太極拳錦標賽」小よく大を制すを体現するため、中量級の体重で最重量級に参加し、110キロ、115キロ、140キロの重量級選手を倒し優勝。