連載 背骨を反らせば体が変わる  超!後屈入門 第5回

| 今村泰丈

背中を反らせば体が変わる

超!後屈入門

第5回 胸椎を伸展するための基本ルール1

今村泰丈

Image: iStock

今回からは効果的な後屈をするために必要な胸椎をテーマにお話をしていきます。

胸椎は私の感覚では、およそ9割の人がしっかり意識できず、正しく伸展させることができない部位です。

ここを意識し活性化させるためには、動かすための基本ルールを知る必要があります。

下半身は土台。腕はカウンターバランス

1回〜4回目まで、後屈に必要な下半身の使い方についてまとめました。今回は、腕の使い方についてシェアしていきます。

後屈に必要なのは背骨の柔軟性。そして、その柔軟性には、カラダを緊張させないための安定した土台が必要です。

カラダにおける土台は下半身であり、指先から股関節まで、それぞれの関節が協調的に働くことが安定した土台を作ります。

そして、背骨が心地良くしなっていくためには、腕の使い方が非常に重要となります。

結論から言うと、腕の重要な役割は「胸椎をヒンジとする役割」と「全身のカウンターバランス」です

そして腕の役割を理解するためには、胸椎の理解が欠かせません

そこでまず今回は、胸椎にスポットを当てて、後屈を深めるヒントを探っていきましょう。

この続きはこちらから有料(150円)でご覧頂けます。

連載を含む記事の更新情報は、メルマガFacebookTwitter(しもあつ@コ2編集部)でお知らせしています。
更新情報やイベント情報などのお知らせもありますので、
ぜひご登録または「いいね!」、フォローをお願いします。

–Profile–

image from lococlan.com

今村泰丈(Yasutake Imamura

モーションクリエイターとして岩手県盛岡市を中心に活動。
岩手リハビリテーション学院作業療法学科卒業後、7年間回復期病院に勤務。その後合同会社LOCOCLANを設立。Studio -Roots- MORIOKAオーナー。
2014〜2016にかけて47都道府県全県で、延べ10000人に医療従事者、ヨガインストラクター向けの治療セミナーを開催。身体合理性を追求した神経統合メソッド Somatic Flow®︎ を考案。

スタジオルーツ盛岡にて整体師、パーソナルトレーナー、ヨガ指導者として活動している。その他発達支援事業に作業療法士として従事。

合同会社LOCOCLAN 代表(http://lococlan.com/
作業療法士
PFILATES®インストラクター
BESJ認定PILATES&MasterStrech®インストラクター
NESTA認定パーソナルトレーナー(全米ストレングス&スポーツトレーナー)
Somatic Flow™エデュケーター

■資格
全米ヨガアライアンス RYT200
DNS exercise course1修了
Natural movement™ Level1修了