コ2運営開始初期よりの連載「書の身体、書は身体」が、10年以上の歳月をかけて書籍化、本年(2025)7月7日に『自分の書を創る 身文字入門』(小熊廣美著)として出版されました。

この出版を記念して、身文字コンクールを開催することになりました。
「身文字ってなに?」
「お習字は苦手なんだけど……」
「体と文字って関係あるの?」
といった声が聞こえてこそうですが、心配ご無用!
本書で言う「身文字」とは、いわゆる書道的な上手さとは別に、書本来の魅力、毛筆を通して現れる身体性を愉むのが狙いです。ですから大事なのはどこまで身と筆を一致させて文字に映せるかです。
この機会に、書の世界に触れてみませんか?
プレ開催となる第0回目のテーマは「中秋の名月」です。締切は10月6日。発表は11月7日立冬です。
参加して頂いた方には、著者・小熊廣美先生からの寸評と、賞状、副賞(文房具)などを予定しています。
作品の応募方法は、X(旧Twitter)、InstagramなどのSNSを使う場合は、作品をカメラで撮影して、「#身文字コンクール0」を付けて投稿すればOKです。
SNSを使っていない方は、作品の画像をko2.editor@gmail.comまでお送りください。
その他、詳しくは以下のとおりです。
身文字コンクール開催のお知らせ
趣旨
『身文字入門』は、“身文字”という言葉を創った。
その身文字は、お手本通りに真似て、いわゆる上手な書をめざすのではない。
一人ひとりが、みんなそれぞれ呼吸も姿も違う中で、それほど上手く書けなくても、書のよさを見つけ、筆文字の弾力の中に自分のよさを見つけ、他人の書も評価できるように、書を身近にしていこうと、筆文字のかかわりを提唱するものである。
上手くなったらそれはそれでいい。そのあとは深めるばかり。果てがないのも芸術の宿命である。
いい書を観ていこう。いい書と接しいい生き方をし、心を豊かに暮らしていこう。
遊び心満載ながら、真剣に取り組んでいきたいと思います。
第0回 身文字コンクール
自分の字を創ろう。自分らしい字を書こう。
テーマ 「中秋の名月」
課題:「月」「名月」「十五夜」
自由課題(好きな文言)
「芋名月、いも、お月見、だんご、すすき、うさぎ」など
※「いも→芋」「だんご→団子」「うさぎ→兎」なども自由。
※半紙に雅号等、入れる入れないは自由。
- 作品サイズ 半紙(約33×24㎝)
※応募の仕方 自撮りで半紙撮影で応募(正面全体、なるべく均等に)。加工禁止ながら、明るさやコントラスト、角度ズレ程度は許可。1人2点までOK!
※作品に対してのコメントがあってもよし。
- 締め切り 令和7年10月6日(中秋の名月)
- 発表 11月7日立冬頃予定
第0回はプレ。お気軽にご応募ください。
- 出品は当面無料
※今後、3か月に1回程度の開催を予定しています。
※入賞作品は、SNSやサイトで紹介させていただきます。
〝なんちゃって雅号〟推奨!
※なんちゃって雅号=とりあえず自分でそれらしい雅号をつけてみる。書家としての精神や美意識をどこかに含んでいるようなものが多いようです。雅号のつけ方は、古典から。故郷の名から。思い出の地から等々。ハンドルネーム、ペンネームよりも、伝統的雅号で、まず気分だけは書道家を装ってみるのもよし。
例、
- 愛知県の出身の書家は、昔、三河国。三角州の場所だった。「三」を「参」とし、「参州」。
- もっと小さな単位で、〇〇市梅山出身なので、「梅山」。
- 中国の蘭州に旅して思い離れがたく、「蘭州」。
- 本名が条一を反対にして、「一条」。
- 仮面ライダー響鬼を子どもが見ていて?「日々軌」。「雲」「水」「龍」も典型的。色も「翠」「白」「青」。「山」「川」などなど。
- 昭和の書家に「杉雨(さんう)」「信山」「鷗亭」「春敬」などなど。
- 苗字は変えずにここではいきましょう。例 小熊廣美→小熊日々軌
審査:『身文字入門』著者・小熊廣美 「身文字 発案者」下村敦夫
賞:賞状(まず、ミニ賞状から) 文房具等
※入賞者は送付先の氏名・住所・電話等を主催者に伝えられることが条件となります。
申し込み先:XやインスタなどのSNSは「#身文字コンクール0」またはko2.editor@gmail.comまで。
主催:墨アカデミア+猫均堂
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