連載 扇谷孝太郎 「身体と動きの新法則 筋共鳴ストレッチ」08

| 扇谷孝太郎

身体と動きの新法則

筋共鳴ストレッチ

第8回 犬歯の役割

扇谷孝太郎

 

Image: iStock

ここまで、柔軟性トレーニングにとってもっとも重要な要素は背骨の安定性の確保だということを書いてきました。そして、背骨の安定性を得るにはチャクラを意識して動くこと、また、チャクラを支える呼吸を意識することが必要だということもお伝えしてきました。

呼吸によってチャクラを安定させることで、体幹の筋肉のバランスが整い、それが「筋共鳴」によって全身へと波及していきます。

では、どのような呼吸をすれば良いのでしょうか?

それにはいくつかのポイントがありますが、前回は

  • 休息のための胸・腹呼吸から運動のための背中・腰呼吸へのシフト
  • そのための呼吸と背骨の動きの関係
  • 頭部の安定の必要性

についてお伝えしました。

とくに頭部の安定については、目、顎、首の筋肉の連携を高めるために、犬歯で割り箸をくわえて動くエクササイズをご紹介しました。

顎や舌が犬歯で噛むポジションにあるとき、柔軟性や安定性が高まりましたね?

今回は「犬歯で噛むポジション」の続きです

この続きはこちらから有料(150円)でご覧頂けます。

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–Profile–

坂本博美(Hiromi Sakamoto

パーソナルトレーニングルームh.lab主催。
ダンサーとして活動する中、自分自身の怪我の悩みから脳や視覚から受け取るイメージと、実際に身体に起こっていることとのギャップに気がつき、ボディワークや生理学などについて学び始める。

現在は関東関西の各小学校「姿勢教室」開催、企業や小学生から高齢者まで幅広い年齢層へエクササイズを提供している。

胎生学(キャロル.A)、センサリーアウェアネス(ジュディスウエーバー)、フォーカシングベーシック(日本精神技術研究所)、オステオパスバイオダイナミクス(トムシェーバーD.O.)、DVRT(ダイナミックバリアブルレジスタンストレーニング)、オリジナルストレングス、TRXサスペンショントレーニング、グレイインスティテュート3Dmaps受講。
機能解剖学を扇谷孝太郎(ROLFING®️™️)に師事。

■資格
GYROKINESIS®Level1、GYROKINESIS®Level2、Beginner GYROKINESIS®HappyMoves認定トレーナー

そのほかのメディア活動
日本テレビ「News Zero」、テレビ朝日「たけしの家庭の医学」、ベネッセ、小学館冊子記事掲載、東京新聞掲載、SONPOひまわり生命保険株式会社(トレーニングエクササイズ提供)、テルモ株式会社(トレーニングエクササイズ提供)

扇谷孝太郎(Kotaro Ogiya

大学院在学中に演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に出会い、身体と身体表現についての探求を始める。2001年、ロルファー™の資格を取得し公務員からボディワーカーに転身。現在は恵比寿にてロルフィング®を中心に、クラニオセイクラルやソマティック・エクスペリエンス®などの個人セッションを行う。 ヨガやバレエスタジオでの定例セミナーでは、身体のメカニズムのほか、呼吸や感覚、イメージの活用を独自の視点でまとめた「動くための解剖学」を教える。その内容はダンサーやヨギなど、柔軟性と身体バランスを必要とする人々から高い支持を得ている。また「からだと息で読む朗読」講座では、朗読という表現手法をとおして「共鳴を生む身体の育て方」を探求中。

●米国The Rolf Institute認定アドバンストロルファー
●米国The Rolf Institute認定ロルフムーブメントプラクティショナー
●クラニオセイクラルプラクティショナー
●ソマティック・エクスペリエンシング®︎認定プラクティショナー
●JMET認定EFTプラクティショナー

公式Web Site (https://www.rolfing-jp.com)