身体と動きの新法則
筋共鳴ストレッチ
第9回 腹腔内圧のコントロール
文●扇谷孝太郎
Image: iStock
「呼吸モード」の3回目です。今回は呼吸モードの要となる「腹腔内圧」のコントロールについてお話しします。安定性を保ちながら柔軟性を高めるためには、ぜひ知っておきたいポイントです。
なお、呼吸モードとは、呼吸という運動の過程を、息を最大まで吸ったとき、息を吐ききったとき、自然な呼吸のときに分け分け、それぞれの段階の筋肉の使われ方の特性を柔軟性トレーニングに利用するというアイディアです。
前回まで書いてきた、
- 背中&腰呼吸
- 呼吸のゼロポジション
- 背骨のコントロール
- 頭部の安定化
といった要素は、この腹腔内圧のコントロールを効果的に行うための準備でもあります。
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–Profile–

●扇谷孝太郎(Kotaro Ogiya)
大学院在学中に演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に出会い、身体と身体表現についての探求を始める。2001年、ロルファー™の資格を取得し公務員からボディワーカーに転身。現在は恵比寿にてロルフィング®を中心に、クラニオセイクラルやソマティック・エクスペリエンス®などの個人セッションを行う。 ヨガやバレエスタジオでの定例セミナーでは、身体のメカニズムのほか、呼吸や感覚、イメージの活用を独自の視点でまとめた「動くための解剖学」を教える。その内容はダンサーやヨギなど、柔軟性と身体バランスを必要とする人々から高い支持を得ている。また「からだと息で読む朗読」講座では、朗読という表現手法をとおして「共鳴を生む身体の育て方」を探求中。
●米国The Rolf Institute認定アドバンストロルファー
●米国The Rolf Institute認定ロルフムーブメントプラクティショナー
●クラニオセイクラルプラクティショナー
●ソマティック・エクスペリエンシング®︎認定プラクティショナー
●JMET認定EFTプラクティショナー