背中を反らせば体が変わる
超!後屈入門
第7回 頸椎を下から伸展させる
文●今村泰丈
背骨の最上部、頸椎の使い方が背骨コントロールの要!
前回は、胸椎の動きを引き出すためのポイント「腕の使い方」について、具体的な練習方法をシェアさせて頂きました。
今回は、その胸椎の上に位置する「頸椎」についてまとめてみました。
頸椎はご存知の通り、頭という大切なパーツを載せています。
頭部は成人で体重の約10%ほどあり、私たちが普段体感している以上に重量があります。
そんな重量を取り扱う場所ですので、頸椎には常に体や動き全体とのバランスを調整するために、多くのセンサーが搭載されています。
頸椎の動きが悪いと頭蓋骨との繋ぎ目である後頭部の筋肉が緊張し、頭痛や肩こり、首こりの原因となります。
頸椎にも前回の腰椎と同じように、やはり正しい動きの順序があり、その仕組みに沿った動作を練習することで、首回りの不調は改善し、後屈動作がより深まっていきます。
後屈を正しく行えるということは、身体全体を適切に動かせているという指標になりますので、後屈が深まるごとに身体の不調が取り除かれていくのが実感できると思います。
前置きが長くなりましたが、さっそく頸椎について深掘りしていきましょう!
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