背中を反らせば体が変わる
超!後屈入門
第8回 やってみよう!後屈の実践!
文●今村泰丈
後屈の実践!ポイントをおさらいしながら実際に反ってみる
連載の1回目〜7回目までは、各カラダの部位に分けて後屈に必要な動きのコントロール方法についてまとめていきました。
今回は、それぞれのポイントを踏まえた上で実際に後屈に挑戦してみましょう。
一つ一つのポイントを意識しながら動くことで、腰に違和感のない、ダイナミックな後屈が可能となります。
柔軟性=カラダのブレーキが外れて自由にコントロールできる状態
第1回目に触れましたが、基本的にカラダの硬さは「この状態でこれ以上伸びたらカラダが壊れますよ」という脳からのブレーキになります。
もちろん構造的に靭帯や筋肉が萎縮して可動性が低下している、物理的な硬さも存在していますが、突然変異でカラダが硬くなるようなことはなく、必ずそこには原因が存在します。
そして、元を辿ると原因はカラダの使い方にあります。
正しい順序でカラダを動かすことでブレーキは少しづつ外れていきます。
正しい手順を踏んで動くことで身体構造に負担をかけることなく最大限動くことが可能となのです。
その結果、背骨はしなり、バネのようにのびやかな動きが可能となると同時に、関節の可動範囲も広がっていきます。
特に今回ご紹介している後屈の動作は、カラダの末端から背骨まで、全体の動きを満遍なく網羅している動作であるため、正しい後屈を身に付けることは身体における様々な不調を取り除くことが可能です。
むやみやたらにストレッチをするのではなく、カラダ本来の動きを取り戻し、コントロールできるカラダを目指しましょう。
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