身体と動きの新法則
筋共鳴ストレッチ
第15回 第5&第4チャクラのバランス ~足から鎖骨の動きを引き出す~
文●扇谷孝太郎
Image: iStock
私たちが「肩の動き」というとき、それを生み出す主な骨格は、
です。そこに、
などのの小さな動きが加わることで、よりスムーズな「肩の動き」が生まれます。
鎖骨の動きを改善する意味
第5チャクラと第4チャクラをつなぐ頚椎の下部と胸椎の上部は、背骨を柔軟に動かせる場所の一つです。
しかし、ここが固まってしまっている人が多いのも事実です。
そこで、今回はまず肩甲骨を胸郭につないでいる「鎖骨」の動きを改善していきます。
肩の動きの中心になる骨格は肩甲骨ですが、その肩甲骨は鎖骨を介して体幹につながっています。
そのため、肩甲骨の動きを最大限に引き出すには、まず鎖骨が自由に動かせるようになる必要があります。
鎖骨を動かす筋肉としては、鎖骨下筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋(上部線維)、大胸筋(上部線維)が挙げられます。
それぞれの筋肉の位置と働きは以下のとおりです。
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–Profile–

●坂本博美(Hiromi Sakamoto)
パーソナルトレーニングルームh.lab主催。
ダンサーとして活動する中、自分自身の怪我の悩みから脳や視覚から受け取るイメージと、実際に身体に起こっていることとのギャップに気がつき、ボディワークや生理学などについて学び始める。
現在は関東関西の各小学校「姿勢教室」開催、企業や小学生から高齢者まで幅広い年齢層へエクササイズを提供している。
胎生学(キャロル.A)、センサリーアウェアネス(ジュディスウエーバー)、フォーカシングベーシック(日本精神技術研究所)、オステオパスバイオダイナミクス(トムシェーバーD.O.)、DVRT(ダイナミックバリアブルレジスタンストレーニング)、オリジナルストレングス、TRXサスペンショントレーニング、グレイインスティテュート3Dmaps受講。
機能解剖学を扇谷孝太郎(ROLFING®️™️)に師事。
■資格
GYROKINESIS®Level1、GYROKINESIS®Level2、Beginner GYROKINESIS®HappyMoves認定トレーナー
そのほかのメディア活動
日本テレビ「News Zero」、テレビ朝日「たけしの家庭の医学」、ベネッセ、小学館冊子記事掲載、東京新聞掲載、SONPOひまわり生命保険株式会社(トレーニングエクササイズ提供)、テルモ株式会社(トレーニングエクササイズ提供)

●扇谷孝太郎(Kotaro Ogiya)
大学院在学中に演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に出会い、身体と身体表現についての探求を始める。2001年、ロルファー™の資格を取得し公務員からボディワーカーに転身。現在は恵比寿にてロルフィング®を中心に、クラニオセイクラルやソマティック・エクスペリエンス®などの個人セッションを行う。 ヨガやバレエスタジオでの定例セミナーでは、身体のメカニズムのほか、呼吸や感覚、イメージの活用を独自の視点でまとめた「動くための解剖学」を教える。その内容はダンサーやヨギなど、柔軟性と身体バランスを必要とする人々から高い支持を得ている。また「からだと息で読む朗読」講座では、朗読という表現手法をとおして「共鳴を生む身体の育て方」を探求中。
●米国The Rolf Institute認定アドバンストロルファー
●米国The Rolf Institute認定ロルフムーブメントプラクティショナー
●クラニオセイクラルプラクティショナー
●ソマティック・エクスペリエンシング®︎認定プラクティショナー
●JMET認定EFTプラクティショナー