【イベント情報】バートン・リチャードソン来日講習会2019開催!

| コ2編集部

バートン・リチャードソン来日講習会2019開催!

毎年10月に来日されている、バートン・リチャードソン先生の講座が、今年も10月18日(金)〜10月27日(日)に渡り、東京・岡山で行われることになりました。

バートン先生といえば、コ2でもこれまで取材させていただいており、その技術のレベルの高さはもちろん、穏やかな人柄でありながら常に真摯に武術に向き合い、研究し続ける姿勢が印象に残っています。

関連記事はこちらから、

・バートン先生インタビュー 0102030405
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今回の講座は初日(10/18)の「自分よりも大きな人に勝つための基本と応用」をはじめに、「東南アジアの武器術とダンス」と題してフィリピン・インドネシアの武術とダンス、武器術の関係を紹介するほか、「ブルース・ リーの基本技術の変遷とJKDU」など、これまでの講座に参加の有無にかかわらず興味深い内容になっています。

この中でも特にコ2が注目するのは10月20日(日)の「ブルース・ リーの基本技術の変遷とJKDU」です

Jeet Kun Do始祖ブルース・リーの思想の根底に触れながら、その思想が如何にしてダン・イノサント師父やラリーハートソウル師父らを経て、バートン・リチャードソンとJKDU(ジークンドーアンリミテッド)の思想と考え方へと進化したのかについて体系的に触れるとのことで要注目です。

そのほか詳しい情報・お申し込みは公式サイトよりどうぞ!

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–Profile–

バートン・リチャードソン(Burton Richardson
ハワイ在住の武術家、JKD(ジークンドー)と東南アジア武術の第一人者。
ブルース・リーのジークンドー・コンセプト、ジュン・ファン・グンフーとフィリピン武術 カリを継承し伝えるグル(導師)ダン・イノサントやラリー・ハートソールからJKD・インストラクターの認可を得る。
フィリピン武術に関してはアメリカ、フィリピン在住の多くのマスターやグランドマスターと交流し学ぶ。その多くは今となっては殆んど稀である、互いに武器を持っての素面で行う命をかけたデス・マッチやチャレンジ・マッチを生き抜いて来た世代のフィリピンの武術家ばかりであった。
カリ・イラストリシモの今は亡きタタン(フィリピン武術指導者最高の象徴)・アントニオ・イラストリシモから公認の指導者として認められる。
イラストリシモ門下の故マスター・クリステファー・リケットや故マスター・トニー・ディアゴ等と共にイラストリシモの下で稽古に励む。
グランドマスター・ロベルト(ベルト)・ラバニエゴにも師事しエスクリマ・ラバニエゴを習得。
フィリピン武術の世界では有名なドッグ・ブラザーズの立ち上げ当初のオリジナル・メンバーの一人でもあり、ニックネーム“ラッキー・ドッグ” の名前でも知られる。
インドネシア武術ペンチャック・シラットにおいては、今は亡きグル・バサァー(最高導師)ハーマン・スワンダに長年に渡り師事しマンデムダ・ハリマオ流(インドネシアで失伝しそうであった16流派のシラットを受け継いだハーマンがまとめた流派)を修得。
ペンチャック・シラットをペンダクラ・ポール・デトゥアス(最初にペンチャック・シラットをアメリカへ紹介したアメリカにおける第一人者)から習い、シラットにおけるグル(導師)のタイトルを授与される。
他にムエタイ、クラヴ・マガ、南アフリカのズールー族の盾と棍棒、槍の技術等を修得。イスラエル武術 クラブ・マガの指導をニル・ナマンから受け習得する。
イーガン井上からブラジリアン柔術黒帯を授与される。
90年代には総合格闘技UFCのコーチとしても活躍。

Web site:JKD UNLIMITED 

●光岡 英稔(Hidetoshi Mitsuoka
日本韓氏意拳学会会長。日本、海外で多くの武道・武術を学び10年間ハワイで武術指導。現在、日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。また2012年から「国際武学研究会(I.M.S.R.I.International martial studies research institute)」を発足し、多文化間における伝統武術・武技や伝統武具の用い方などの研究を進めている。著書に『武学探究―その真を求めて』『武学探究 (巻之2) 』(どちらも甲野善紀氏との共著、冬弓舎)、『荒天の武学』(内田樹氏との共著、集英社新書)など。

Web site: 日本韓氏意拳学会
国際武学研究会: bugakutokyo.blogspot.com
twitter:@mclaird44